私の趣味。そんなことを考えたことがありました。25歳の夏だったと思います。5年働いた会社を辞め、自由になったのです。私はそれを25歳の夏休みと呼んでいます。

私の趣味。

その時思ったのです。私…趣味ない。

趣味ないと言っても、遊びに行く、カラオケでしょうか。趣味といっても。

趣味ないならどうする?趣味を作ればいい!簡単なことでした。

私は自分に興味があるものは何か考えました。すると、お花が好き、という答えがでました。

なので、華道を習うことにしました。

華道というイメージは、静かで厳しいようなイメージ。私の勝手なイメージです。

実際習いに行ってみると優しいお花の先生、習っている生徒さんも優しい。

皆おしゃべりしながら。

ここはい心地良さそうかも。と私は思いました。

お花を生けるということがどんなことかあまりよくわかっていませんでしたが、まず、花器を選ぶ。その名の通り、花の器を選びます。

その前にお花はくじ引きが置いてあって、引いた番号の花束を使います。

最初の時は先生が流れを教えてくれます。というか全部先生がやっているのをみます。自分の花材で。皆と花材が一緒のときもありますけど、入っている花がそれぞれ違う時もありますから、その花を見るだけでも楽しいですよね。

花器を決めて、剣山を中に入れて水を入れて自分の机に持っていきます。

花を見て、どれを主にするか決めました。

つまりどれをメインに見せるか、です。

華道を習っていると、同時にお花の名前も覚えられます。毎週のようにお花を生けていると、とても楽しい気分になりました。気持ちが安らぐのでしょうか。自分の作品を自分で作るというのもよかったのでしょう。綺麗に見えるように考えて生けたけど、先生に直されたり。少しショックにはなりますが、先生が生け直すとやはり綺麗な作品に仕上がるのです。

作品にはその人の個性が出ます。同じ花材を使っても生ける人が違うと違う作品になります。

見てるとおもしろいです。私はこう生けたけど、あの子はああやって生けたのかと、勉強になります。

華道展にも半年に1回出しました。華道展の時はいつものときよりもお花が豪華なので、どうやって生けたらいいかいつも以上に迷いました。

1人1つの作品。

そして、皆で1つの作品を毎回作りました。

大きな作品です。先生の指示のもと皆でお花を生けていきます。

この作業もやはり、華道を習っていなければ、出来ない経験。

今は、華道を習っていません。行っていた施設がなくなってしまったのです。

でも、また機会があれば、習ってみようかなと思います。